Blogブログ

TORAT | 2021.6.8

スマホやタブレットで気軽にデジタルイラスト制作を始められるアプリ5選

  • ツール/アプリ
  • デザイン
スマホやタブレットで気軽にデジタルイラスト制作を始められるアプリ5選

デジタルイラストに興味があるけど、何から始めて良いのか分からず手付かずになったことはありませんか?

今回はスマホやタブレットでも低コストで気軽に始められるアプリについてご紹介します。





デジタルイラスト制作を始めるにあたって

ここでは最低限、事前に用意したり理解しておくと便利なことをお伝えします。

下書きや線画について

デジタルイラストを作成する上で、1からデジタルで描き始める方法と紙に描いたものを読み込み、それを下書きや主線として描く方法があります。

スマホやタブレットでイラストを作成する場合、紙に描いたものの読み込みをカメラ機能を使用し、簡単に行えるという点が大きなメリットになります。

下書き程度なら問題ありませんが、主線にするとなると綺麗に写真を撮るのも難しいですよね。

そんな時にお勧めのアプリがあります。

・CamScanner スキャンPDF作成

CamScanner スキャンPDF作成

【無料】

これがあれば簡単・無料で紙に描いたイラストをスマホやタブレットに持ってくることができます。

レイヤーについて

アナログとの大きな違いの1つとしてデジタルイラストには「レイヤー」というものがあります。

言葉の通りイラストの「階層」を指す言葉です。

これはとても便利な機能なので簡単に理解してから始めましょう。

レイヤーとは透明のフィルムのようなものです。

デジタルイラストは透明なフィルムを何枚も重ねて描くことができます。

これの便利な点として、修正や色の変更が容易にできるということがあります。

レイヤー

背景、線、さらにパーツや色によってレイヤーを分けておくことが一般的です。

積極的に使いながら慣れていきましょう。

スマホ・タブレット共通おすすめアプリ

ここからはスマホでもタブレットでも使用できるアプリをご紹介します。

無料でも良質なアプリなので、お手持ちのスマホでまずは試してみてください。

ibis Paint X

【無料】

ダウンロード数が最多の最も多くの人が使っているアプリです。

無料で使えますが、720円を支払うと広告非表示にできます。

+長所

多くの人が使用しており、講座など情報発信が多い。

ブラシが豊富で、無料でも広告を再生すれば使用可能になる。

レイヤー数に上限がない。

+短所

複数ページの漫画を描く機能はない。

保存形式の数が少ない。

→SNSへ載せることが目的なイラスト向き。

メディバンペイント

メディバンペイント

【無料】

+長所

邪魔と感じる広告がなく、ブラシなども豊富にある。

漫画作成にも向いており、印刷用の原稿も作りやすい。

+短所

トーンカーブや文字詰め、ブラシの細かい設定ができない。

→SNSが目的でも印刷でも問題ない優秀なソフトです。

Procreate 

Procreate 

こちらはアップル製品でのみ利用可能です。

>>Procreate Pocket(スマホ版)

600円

>>Procreate(タブレット版)

1220円

+長所

アナログのような書き味。

ペンの種類もそこそこあり、面白いペンが揃っている。

+短所

レイヤー数の上限が少ない。(枚数はファイルのサイズが影響します)

→スケッチブック代わりにタブレットにProcreateを入れて写生を楽しめます。

Vectornator X

Vectornator X

【無料】

拡大しても線が乱れないベクターイラストを作成することができるアプリです。

+長所

Adobe Illustratorのような高価なソフトがなくても気軽にベクターイラストが描ける。

+短所

描き方が独特なため慣れるまでは苦戦する可能性。

タブレットおすすめアプリ

スマホでは利用できませんが、タブレットをお持ちでしたらぜひお勧めしたいアプリをご紹介します。

CLIP STUDIO PAINT

種類PROEX
月額プラン480円980円
年額プラン2,800円7,800円
ダウンロード版買い切り5,000円23,000円

現在タブレット向けでは月額プランしか用意されていません。

一部のタブレットPCでは買い切りもできるようです。

もしも長く使う場合であればPCでのお絵描きも視野に入れてみるのも良いのかもしれません。

また、PROとEXの違いですがイラスト制作のみであればPROで十分だと思います。

もしも漫画をたくさん描きたい場合などはEXがお勧めです。

+長所

有料・無料の素材が豊富にある。

3Dモデルを気軽に使える。

+短所

加工は専用ソフトに劣る。

ちなみに私はCLIP STUDIOをメインに使用しています。

ペンは必要か

+スマホ

指でも綺麗なイラストを描く方はいますが、100均でもスマホ用のタッチペンの取り扱いがあります。

指で描きにくくて辞めてしまうよりは、一度試してみるのはいかがでしょうか?

+タブレット

私個人の意見としては、絶対にあった方が良いと思います。

iPadでしたらApple PencilというApple純正品が販売されており、高価ではありますが書き味は抜群に良いです。

その他のタブレットであれば種類が豊富に出ており、安価なものもあります。

また、お絵描きだけでなく簡単にメモをとるなどタブレットをノート代わりとしてより使いやすくなるため、タブレット用のペンを持つことはとてもおすすめです。

家電量販店やイベントなどで試し書きができる場合もありますので、ぜひ1度お試しください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

スマホやタブレットを持っていれば今すぐにでも気軽にイラスト制作を始めることができます。

おうち時間が増えた今こそ、趣味や特技を増やす機会になりますように!

この記事を書いた人

TORAT 管理者

関連記事

Recommend愛されているブログ