SQLはデータベース言語の一つで、データベースの定義や操作を行うことができます。
※Structured Query Language:構造化問い合わせ言語
アプリやWEBサービスなどで使用されるデータはデータベースで保管しています。そのデータベースに対して、データを保管、取得、更新、削除するときに使用するのがSQLです。
データベースとは
データの全体像データベースの中にテーブルと呼ばれる表が存在してます。このテーブルの中に一つ一つのデータが存在しています。
SQLは表形式でデータを保存してます。
この表のことをテーブル、
縦の行のことをカラム、
横の列のことをレコードと呼びます。
SQLでできること
ここまでのことを踏まえた上でSQLでできることは以下があります。
・データの補完取得更新削除
・テーブルの作成更新削除
・アプリ開発時にデータベースを操作できる
SQLでよく使うコマンド
SELECT column1, column2; //カラム名
from table1; //テーブル名
*:全カラムを指定
*:全カラムを指定
SELECT *
FROM table;
DISTINCT:重複削除
SELECT DISTINCT(column)
FROM table1;
WHERE:条件指定
SELECT column, name
FROM table
WHERE name > 5;
AND:両方満たす
SELECT *
FROMT table
WHERE column > 5 AND column2 ='ABC';
tableのcolumn 5以上かつ column2 がABC
OR:どちらかを満たす
SELECT *
FROMT table
WHERE column > 5 OR column2 ='ABC';
tableのcolumn 5以上あるいは column2 がABC
BETWEN:〜の間
SELECT *
FROMT table
WHERE column BETWEN 4 AND 6;
tableのcolumnの4〜6
IN:まとめて指定、NOT IN:まとめて否定
SELECT *
FROMT table
WHERE column IN ('ABC', 'DEF');
tableのcolumnABCとDEF
LIKE:あいまい検索
SELECT *
FROMT table
WHERE column LIKE 'ア%';
tableのcolumnのアから始まる値
NULL:値が不明、IS NULL:NULL指定、IS NOT NULL:NULLではない
SELECT *
FROMT table
WHERE column IS NULL;
tableのcolumnが不明の値
LIMIT:行数上限指定
SELECT *
FROMT table
LIMIT 2;
tableの2行までの値
ORDER BY:並び替え、DESC:降順
SELECT *
FROMT table
ORDER BY column;
tableをcolumnの降順で並び替え
SQLを書く上での秘訣
・予約語(SELECT, WHERE, etc…)は大文字
・特定の予約語(SELECT, WHERE, ORDER BY, etc…)のあとは改行する
・SELECTで列指定、LIMITすると早くなる